よく仕事の悩み第一位にあがる、人間関係。
職場の最悪な人間関係から離れられるかは、自分の心の持ちかた次第です。
あなたは、
「ここ以上に人間関係が最悪な職場ってある?」
「人間関係最悪・・・もう参った」
「何とかしてほしいけど自分ではどうしようもないよなぁ・・・」
と我慢しながら仕事をしていますか?
私も一時期は職場の人間関係でへとへとになりました。
でも、心の持ちかたで人間関係が気にならなくなったんです。
どうやって最悪な人間関係から離れられたのか、お伝えしていきますね。
あなたの気持ちが楽になり、自然体で仕事ができるようになることを願っています!
目次
まずはどんな人たちが職場の人間関係を辛くさせているのか事例をみてみましょう。
事例1)作業をしていると、ミスをしないかジーっと見ながら嫌味を投げかけてくるお局様
はい、こういうお局様はいつでもどこでもミスがないか見まわしています。
もしくはミスにつながるような言葉を常に投げかけてきます。
全ての言葉が嫌味に変換されるので、もう何を話したらいいのか分かりません。
少しでも外れたことをしようものなら、いつの間にかわざわざ遠くからやってきて嫌味を言ってきます。
小さな出来事を大げさにとりあげて、事が大きくなるように仕向けます。
自分のミスはサラッと流すのですが・・・。
新人が入ってはいじめの標的にされて辞めていきます。
よくそれだけ人のことを気にできるな・・・とある意味の集中力と観察力に驚くほどです。
事例2)気に入った子がミスしても笑っているが、その他の人には容赦なく切り捨てる上司
こちらもきつい言葉が飛んできます。
「この仕事向いてないんじゃない、もう辞めれば?」
「お前の資料は要らないわ」
「こんなことも出来ないの?」
存在否定なり人格否定なりのお言葉が飛んできます。
ショックで頭の回転が停止しそうになりますね。
仕事に集中できるような状態ではありません。
事例3)分からないことを調べずほっておく後輩
「えー、知りませんでした。○○さん、やってもらっていいですか?」
こんな言葉で色んな仕事をスルーしていきます。
分からないままなので仕事が中途半端になり、しわ寄せがこちらに・・・。
さらにお局様に気に入られるのはうまいので、周りの人たちは注意しずらい。
今は甘やかされてるけど後が大変なのでは、、、と心配でもあります。
こんな人たちが数人いるだけで、周りの人たちの心をすり減らしていきます。
ではどうして仕事がスムーズにいかなさそうなことを、わざわざするのでしょうか?
わざわざ職場の人間関係を悪くさせるには、理由があります。
それは「自分を守りたいから」です。
自分を守りたくて常に周りを攻撃するんですね。
言ってみれば「自尊心が低い人たち」なんです。
家庭のこと、仕事のこと、将来のことなどで不安がある場合も多いです。
そういう人はいつも自尊心を守ることに必死になります。
自分は強いのだと見せようとするんですね。
この人たちを変えるのは大変です。
それより自分を変えたほうがやりやすいし、周りへも良い影響を与えていきます。
では自身のどんなことが、人間関係を悪い方向にもっていくのかを見てみましょう。
素直に話を聞く人は可愛がられますね。反対によく反発したり斜めに受け取る人には、相手も可愛がろうという気がなくなります。
素直に話を聞く、と言っても言葉どおりに受け止めるのは違います。
嫌味を言われたら、嫌味をそぎ落として「仕事上の目的は何か」に注目してください。
失敗したら「すみません!」と言って「仕事の目的のために何をすべきか」で判断して行動してください。
相手が怒っていようと、あなたが集中すべきは「仕事について素直に話を聞くこと」です。
自分のことで精一杯であればあるほど空回りはしやすくなります。
視野が狭くて、全体の流れに乗れないからなんですね。
できるだけ周りが何をしているか、どんな動きをしているかを見てください。
もし自分が流れに沿っていないと気付いたら、チームで動くことを意識してみてください。
そうすれば仕事も人間関係もスムーズにいきやすくなります。
自信がないことを意識していると、動きがぎこちなくなりますね。
人は自然体でないものに目が付きます。
ぎこちなければないほど、お局様の目線を集めることになります。
自信がなくて不安に思うのではなく、「どうすればできるか」に集中してみてください。
どうすればできるかを考えて動いていると、自信がないことや不安を忘れますよ。
こちらも過敏になってビクビクすればするほどお局様が喜ぶ状態になります。
嫌がらせを助長させてしまいます。
それに何を言われるかに意識をとられて、仕事そのものに集中できません。
結果ミスを起こしやすかったり、仕事が覚えられなかったりします。
周りの状況も見えずいっぱいいっぱいになりやすいですね。
嫌味やきつい言葉を気にするのではなく、「仕事をどうすればできるか」に意識を集中させましょう。
ではこのままの状態でも、心が快適に過ごせる方法をお伝えしますね。
いつも嫌味を言われたり理不尽に怒られたりすると、辛いですね。
感情的に揺さぶられるし、まともに言葉を聞いていると心身ともにへとへとになります。
嫌味やきつい言葉は、「目的が何か」を考えるようにしましょう。
感情的になると相手は良い反応が得られた!と喜ぶだけです。
「仕事で必要なことをする」
このためには上司であろうが、お局様であろうが、後輩であろうが、言葉をまともに受け止めないことです。
「仕事のために今は何をすべきなのか」に集中して、関係ない部分は聞くのをカットしてください。
そしてあなたの仕事ができたら、思う存分喜んでください。
よくできた、とできたところを見てください。
「メモ帳を見直した」とか
「やり方少しだけ変えてみた」とか
ほんの小さなことでも構いません。
そうしていると仕事が楽しく感じてきます。
人間関係にあまり意識がいかず、仕事自体を楽しめるようになるといいですね。
職場の人間関係が辛くて最悪だと思っていると、他の時間にも職場の人間関係のことを考えて気分が落ち込みます。
思いやりのない言葉や行為を受けていると、仕事に集中したくてもできません。
効率も悪くなるしミスもしやすくなります。
仕事以外にあなたを幸せにしてくれること、楽しいことがありますね。
家族や友だち、好きなことなど。
職場の人間関係が最悪で辛いことに意識がとられるのでなく、
幸せになれることに視点を持っていきましょう。
嫌味を言ってくる人は「自尊心が低い」です。
自分の立場がなくなると、あなたの存在を脅威に感じていることだってあります。
とすれば、相手に感謝してみてください。
「ありがとうございます。○○さんのアドバイスのお陰で新しい視点で仕事が見えました。」
など、相手の自尊心を満たしながら仕事をすすめていると、相手は何も言えなくなります。
その人との人間関係も良くなるかもしれませんね。
また「嫌がらせをしても相手は全然動じない」と分かる嫌がらせをしなくなります。
この状態になれば仕事に専念しやすくなりますね。
職場の人間関係の辛さは、自分しだいで楽になることができます。
職場では「仕事上の目的に向かって行動する」ことをまず優先してみてください。
そしてあなたの楽しいと思うこと、幸せだと思うことに目を向けてください。
そうすれば職場の人間関係から離れられます。
あなたが毎日を楽しく、気持ちを楽に仕事に向かえるようになることを待っています!